37. 缶の内面塗装には何が使われていますか?

缶の内面塗装は、貯蔵中の色や味の変化及び缶の腐食を防ぐために、それぞれの内容物に適合したものが使われています。これらには内容物に応じて様々な塗料が使用されていますが、最近ではポリエステルフィルムをラミネートしたものも使われるようになっています。

これらの塗料やフィルムは、食品衛生法に基づく器具及び容器包装の規格・基準により定められた材質試験ならびに溶出試験による規格値に十分適合したものを使用しています。

また、このように内面塗装をほどこした缶詰は、缶内の食品と容器の金属が直接接触したり、金属が食品中に溶け出したりすることはありません。