「缶詰食品(第7版)-加熱殺菌制御 酸性化ならびに容器密封評価の原則-

缶詰食品(第7版)

日本缶詰びん詰レトルト食品協会は「缶詰食品(第7版)-加熱殺菌制御 酸性化ならびに容器密封評価の原則-」を刊行いたしました。本書は平成19年(2007年)に米国のGMA Science and Education Foundationより刊行された「Canned Foods: Principles of Thermal Process Control, Acidification and Container Closure Evaluation, 7th Edition」を翻訳したもので、平成3年(1991年)に本会が刊行した「缶詰食品(第5版)」の後継本となります。

本書には「缶詰食品(第5版)」刊行以降の技術的発展に合わせ、酸性食品・酸性化食品の変敗に関する問題、酸性化食品の加熱処理、FDA製品申告の要件、無菌充填包装技術の開発に役立つ記述、フレキシブル容器・半剛性容器・ガラス容器の取扱い方法などを新たに収載しております。また第5版よりもサイズを大型化し、写真や図表をカラーで掲載するなど、内容を充実させております。

購入ご希望の方は下記申込先までご注文ください。

* 本書は平成25年度以降の本会主催「殺菌管理主任技術者資格認定講習会」のテキストとして使用いたします。

「缶詰食品(第7版)-加熱殺菌制御 酸性化ならびに容器密封評価の原則-」

体裁
レターサイズ判(215.9mm×279.4mm)、205頁
価格
11,000円(税込)
*会員割引価格の設定がありますので総務部までお問い合わせください。
刊行
平成25年(2013年)3月
申込方法

* 送付先・部数を申込書に明記の上、FAXにてお申込みください。
* 送料は別途いただきます(1冊ご注文の場合160円。なお会員からの申込分は送料をサービスいたします。)

申込先
(公社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会 総務部
〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町10-2 翔和神田ビル3階
電話:03-5256-4801、FAX:03-5256-4805

内容

  1. 発刊の目的と規則の概要
  2. 加熱殺菌済食品の微生物学(重要な微生物、細菌の発育条件、ボツリヌス中毒、水分活性による細菌抑制、商業的無菌食品の変敗)
  3. 酸性化食品の原理(酸性化食品の定義、pHの意味・測定、酸性化食品の製造・規則)
  4. 加熱殺菌の原理(加熱殺菌の基礎・方法、加熱殺菌条件の設定)
  5. 食品工場衛生の原理(微生物汚染の来源・制御、殺菌剤、容器冷却水・再利用水システムの衛生)
  6. 食品容器の取り扱い(密封容器の定義、安全な貯蔵条件、容器の健全性に影響する製品の取扱い、二次汚染の防止、殺菌後の製品の取扱い)
  7. 製造記録とその管理(記録の重要性、記録管理の責任、記録の必要事項、記録の法的義務、記録の様式)
  8. 加熱殺菌装置の装備、計装および操作
  9. 蒸気式静置レトルト(概要、装備および操作、加熱殺菌における重要事項)
  10. 加熱殺菌用静置レトルト(概要、装備および操作、加熱殺菌で使用されるレトルト、加熱殺菌における重要事項)
  11. 静水式レトルト(概要、装備および操作、加熱殺菌における重要事項)
  12. 連続式回転レトルト(概要、装備および操作、加熱殺菌における重要事項)
  13. バッチ式回転レトルト(概要、装備および操作、レトルトの種類、加熱殺菌における重要事項)
  14. 無菌充填包装装置(無菌処理装置、無菌包装装置、恒温貯蔵試験、記録の必要事項、無菌充填包装に関する規則)
  15. 金属あるいはプラスチック容器への二重巻締(容器の素材、二重巻締の構造、重要な評価、巻締外部欠陥、密封評価)
  16. ガラス容器の密封(真空の役割、真空密封式の蓋の種類、密封検査、検査の頻度)
  17. フレキシブル容器、半剛性容器(容器の分類、ヒートシール法、密封検査方法、ヒートシールを用いる代表的な容器、容器密封性検査の記録)

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