容器詰加熱殺菌食品を適正に製造するためのガイドライン(GMP)発行について

(2004年5月19日制定)

公益社団法人 日本缶詰びん詰レトルト食品協会

 安全で高品質な容器詰加熱殺菌食品を製造するための重要な基準としてGMP(Good Manufacturing Practice)があります。食品のGMPは1970年代に米国で制定され、我が国では同時期に農林水産省が缶詰およびレトルト食品の「製造流通基準」として制定しました。その後食品衛生法による総合衛生管理(HACCPによる衛生管理)が制度化されたことにより1999年に製造管理基準は廃止されました。
 しかしながらHACCPによる衛生管理を効率的に運用するためにGMPは不可欠であることから、本会では業界基準として新たに「容器詰加熱殺菌食品を適正に製造するためのガイドライン(GMP)」を策定しました。内容は施設(工場)や機械器具の要件および衛生管理、製造工程、製品並びに廃棄物の管理など製造工場が遵守すべき事項を幅広く網羅しております。
 会員各位におかれまして容器詰加熱殺菌食品製造に際しての参考としていただければ幸いです。

 【追記】

■ガイドラインの一部改訂(2025年10月1日)

  •  ・法改正等に伴う用語等の変更・統一化
  •  ・2ピースイージーオープン缶の測定個所追加および測定方法等の一部変更
  •  ・プラスチック容器の密封検査基準を業界自主基準として位置づけるとともに、
      熱封かん強度試験法の一部を変更

ガイドラインおよび付属文書(PDFファイル)

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