缶詰時報  2010年9月号  目次
Vol.89 No.9


ファインダー「泡沫(うたかた)」
 

1

医師の立場から見た、求められる介護食品
...................................................... 藤谷順子
本稿は、医師である筆者の立場から、“介護食品によって解決したい問題は何か”“摂食・嚥下障害のある人の抱える問題点”“高齢者の摂食・嚥下障害にある二つのタイプ”“食事力の低下と市販品の需要”“市販の介護食品の問題点”について、具体的な事例や問題を発生させている社会的な背景などに触れながら、食べることに関するQOLの向上を図るための提案、要望する内容を的確にまとめている。
     

2

 ・

最近の冷凍食品産業の動向
...................................................... 種谷信一
平成21年(1〜12月)の冷凍食品国内生産量は1,396,035トン(対前年比94.9%)、生産金額(工場出荷金額)は6,365億円(対前年比95.5%)と、数量で3年連続の減少(減少率は前年より拡大)、金額で、5年ほど続いた横ばい状態から減少に転じている。業務用、家庭用ともに減少している。国内生産とともに輸入も減少しており、消費量が減退している。販売面ではPB品が一段と増加している。
 

7

 ・

食の安全確保へ日本と中国間で覚書調印
=日中食品安全推進イニシアチブ=
......................................................
日中両政府が協議していた「日中食品安全イニシアチブ(日中食品安全協力推進に関する覚書)」は、本年3月31日までに合意、5月31日の首脳会談で調印された
。この覚書には、食品事故が起きた際に、原材料や残留農薬などの情報を相手国に提出することや、工場への立ち入り調査受け入れが明記されている。食品の安全性確認及び信頼回復と事件の再発防止を目的としてなされた、覚書の概要を掲載する。
 

14

 ・

こちらケベック No.178
...................................................... リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
  

17

 ・

多時多事 (57)
選挙の時に分かった事
...................................................... 荻原由夫
  

22

 ・

缶詰見聞・体感録 第2号
フランス・ギリシアの缶詰事情(前編)
...................................................... 黒川勇人
  

25

 ・

ニュースファイル(2010年7月)
  

37

 ・

放射路
食品・流通
  

47

 ・

缶びん詰、レトルト食品生産数量
(2010年1〜3月期1次集計分速報)
  

65

 ・

海外資料
抗酸化剤とフレーバーマスキング
  

88

 ・

会計実践 324
繰延税金資産は株式市場で評価されるのか?
...................................................... 監査法人 双研社研究室
  

91

 ・

缶びん詰、レトルト食品の全国販売データ
−2010年7月品目別商品別金額シェア−
  

95

 ・

ニュース&トピックス

105

殺菌管理講習会を大阪で開催

食料関連経済情報 (6月)

 

業界消息 24,90,108,111

缶詰輸出情報 60
海外ジャーナル 29 缶詰関連統計情報 62
日本介護食品協議会コーナー 34 研究所だより 64
缶詰短信 49 缶詰協会日誌 109
魚肉ソーセージコーナー 57 編集後記 112
缶詰輸入情報 58  

Update 2010/9/7

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