缶詰時報 2009年4月号 目次


  • ファインダー「呼応」

  • 果実缶詰の供給・市場動向 I
    −輸入依存度、数量で85%、金額で64%−
    ...................................................... 上田廣志
    07年の果実缶詰の国内生産は5.8万トン(258億円)、輸入が31.8万トン(445億円)で総供給量は37.5万トン(697億円)。輸入比率は数量で84.8%、金額で63.8%となっている。中国からの輸入数量は18万トンで全体の56.6%を占めており、同国への依存度が高まっている。中国からの主な輸入品は、みかん、桃、さくらんぼ缶詰などだが、今後はびわ、パインアップル、ミックスドフルーツ、その他の果実缶詰の輸入増も予想される。本誌では、主要果実缶詰の国内生産・輸入・供給の市場動向を2回にわたって掲載する。今月号は、みかん、パインアップルの動向を解説する。

  • オーストラリアの牛肉産業、品質・衛生管理
    −09年2月の現地調査から−
    ...................................................... 日本缶詰びん詰レトルト食品協会 レトルト食品部会
    オーストラリアは、ブラジルに次ぐ世界第2位の牛肉輸出国である。08年の輸出総量は96万トンで、うち日本向けが約4割を占めている。同国はOIEのBSEステータスで「無視できるリスク国」の認定を受けているが、これは自国の重要産業を守るために、リスク評価と科学的根拠に基づく厳格な基準とシステムの運営が官民あげて行われていることの成果でもある。本稿は、同国牛肉産業の衛生・品質、トレーサビリティーの管理実態を現地調査した結果報告である。

  • オーストラリア旅日記
    −気候、自然、地層、人々−
    ...................................................... 沼尻光治 

  • 中国の現状と食の安全

  • 「中国」食品安全法を6月から施行
    −全人代常務委員会が可決−
    ...................................................... 
    食の安全・安心と信頼を揺るがす事件が多い中で、中国製品が特に槍玉に挙げられる場合が多い。中国製品の違反率が必ずしも高くはないのだが、日本での流通量(品目)が他国に比べて圧倒的に多いという事情から違反が目立つようになることが影響している。本年2月、中国で食品安全法の施行を決めたのもこれらの事情を勘案しているとみられる。食品安全法には、行政による管理体制の強化、企業による自主回収の義務化、生産現場から消費者に至るまでのトレーサビリティーの強化や厳しい罰則の施行などが盛り込まれている。
    [記事出典:日本貿易振興会発行 2009年3月4日付「通商弘報」]

  • 平成21年度税制改正要綱の概要

  • こちらケベック No.163
    ...................................................... リシャール・ミッシェル、浜垣有加里

  • 放射路
    食品・流通

  • ニュースファイル(2009年2月)

  • 海外資料
    食品の今後のトレンド

  • 多時多事 (42)
    発想の転換を求められて
    ...................................................... 荻原由夫

  • 缶びん詰、レトルト食品の全国販売データ
    −2009年2月品目別商品別金額シェア−

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Update 2009/7/13

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