缶詰時報 2003年12月号 目次
平成15年の缶詰業界 ..................................................................................森 光國 平成15年の業界動向を日本缶詰びん詰レトルト食品協会の活動から振り返る。食の安全性に対する一層の関心の高まりを受けて、15年度は行政組織が改組されたのをはじめ、安全・衛生関連法規の改正が相次いだ。缶詰協会の活動においてもこれら安全性確保への対応業務が大きなウエートを占めた。本稿では、缶びん詰等の生産事情、安全性を切り口にした消費活性化活動内容、表示問題対応や人材育成のための講習会・技術大会の開催、新技術の開発をはじめとした研究活動内容などを紹介する。あわせて米国バイオテロ法などの国際問題への対応について触れる。
安心&おいしいフードショー −缶・びん詰、レトルト食品フェア盛況− ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会 10月9、10日に東京国際フォーラム中庭で開催した缶びん詰、レトルト食品フェアの模様を写真で伝える。消費者とメーカーとの直接対話の場に来場した人は2日間で18,000人。来場者は、商品の試食、購入、サンプリング、製造過程の説明などを通じて“安全でおいしい”缶びん詰、レトルト食品を確認していた。
第24回レトルト食品品評会 −セット米飯など「一食完結型」の製品増える− ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会 今回の出品点数は392点、出品企業数は48社で、それぞれ前年を上回った。出品製品では電子レンジ対応、組合せ型製品の増加が目立った。このことに伴い高バリア性の透明・半透明容器詰製品の構成比が高くなっている。品評審査の結果、“アーデンのビーフカレー”“ビーンスタークスノーのベビーフード(鶏ときのこの煮込みうどん)”の2品が農林水産大臣賞に選定された。本稿では、出品製品を部門・容器形態・内容量・価格帯別に分類整理したうえで、傾向を探り特徴点を指摘する。
こちらケベック No.104 ..................................................................................リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
缶詰史史料の周辺 (9) フランス人デュリー “缶詰の恩人”京都でも輝く足跡 ..................................................................................真杉 高之
ニュースファイル(2003年10月)
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登録: 2003.12.9
(c)2003, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association