新年のご挨拶

西会長あけましておめでとうございます。

昨年は世界が新型コロナウイルスと遭遇してから3年目に入り、コロナの共生を図りつつ経済活動再開への試行錯誤も始まった矢先に、ロシアによるウクライナ侵攻の問題が勃発して、グローバルなサプライチェーンの混乱と原材料価格・エネルギーコストの高騰をもたらすことになりました。加えて、各国中央銀行のスタンスの違いから生じる急激な円安の進行も重なり、昨年の食品業界は複合的要因によるコスト上昇圧力に振り回される一年となりました。

 このような状況下、我が缶詰・びん詰・レトルト食品業界のみならず、食品業界全般的に自助努力によるコスト吸収は難しく、食品企業各社とも価格改定に動くと共に新価格の定着に色々と知恵を競い合う一年でもありました。

本年も食品業界を取り巻く厳しい環境は続くものと予想されますが、缶詰、びん詰、レトルト食品業界は安全性が高く長期保存可能という従来の製品特長に加え、さらなる美味しさの追及や健康機能の訴求、環境面に配慮した付加価値をもつ商品の開発や様々なライフステージを想定した使い勝手の良い商品提案などを通して、多層化する顧客層・多様化する消費者ニーズを的確に捉えた事業展開を行い、グローバルな成長を目指して参ります。厳しい環境与件の中ではありますが、長い伝統と築き上げられた技術を持った私ども缶詰・びん詰・レトルト食品業界なら多くの知恵を持ち寄りこの難局を乗り越えられると確信しております。

当協会は公益社団法人として「普及啓発事業」、「調査・情報伝達事業」、「人材育成・相談事業」、「研究開発事業」の4つの公益目的事業を中心に、会員企業の相互扶助を目的とした共益事業、検査器具や書籍等の斡旋を行う収益事業等に取り組んでおります。既存事業の見直しや新規事業の推進など積極的な事業展開を通じて、ウィズ・コロナの時代における会員企業各社様の事業推進のお役に立てるよう精一杯支援させて頂くとともに、その活動を通じて社会に貢献すべく尽力して参ります。

最後に、本年も会員企業各社ならびに関係各位の皆さま方の一層のご支援とご協力をお願いするとともに、本年が皆さま方にとってより良い年になることを心より祈念致しまして、私の新年の挨拶とさせて頂きます。

 

令和5年 元旦

 

公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会
会長 久代会長サイン
(うらかみ ひろし)

このページの上部へ