快・健・美食=24時間

美味しい海からの健康

ドラマチックともいえるほど、この数十年で変化した私たちの食生活。豊かになったメニューには、珍しい食材を使った料理や新開発の食品が並びます。でも毎日の食べ物に、私たちがいちばん望むことはなんでしょうか?昔から私たちは、海から大きな恩恵を受けて暮らしてきました。食べ物もそのひとつ。海があたえてくれるさまざまな素材をいろいろに工夫して、美味しく、効率よく体に摂り入れることが食事の原点だった、といってもいいかも知れません。現代の食事の欠点がさまざまに指摘されてきています。カロリー・塩分・脂肪の摂り過ぎ、コレステロール…etc。バランスのとれた食事のために、ぜひおすすめしたいのが海からの健康食・魚肉ソーセージです。

見直される、日本食と魚 

毎日の食事は美味しく、栄養もたっぷり摂りたいもの。でも、豊かな食事は反面、カロリー、塩分などの摂り過ぎによる肥満、コレステロール値上昇などを招く結果、成人病につながるとされています。さらにバランスの悪い食事によるカルシウム、ビタミン不足は、ことに子供の発育に悪影響を及ぼしているといわれます。そこで見直されてきたのが野菜、豆、魚介類を中心とした伝統的な日本食です。とりわけ日本食を代表するのは、刺身をはじめとする魚料理でしょう。魚肉が低カロリー、高たん白質の食品であり、悪玉コレステロールを減らす働きがあることは広く知られています。また、魚肉の脂肪に含まれるEPA(エイコサペタエン酸)は、血管内での血液の凝固を防ぎ、動脈硬化を防ぐ善玉コレステロール(HDL)を増やす働きのあることが注目を集めています。さらに脳の働きをよくするといわれる、DHA(ドコサヘキサエン酸)の含有も話題です。

魚肉ソーセージがあります 

でも最近、魚そのものは調理しにくい、日持ちがしない、などの理由で敬遠され気味。魚は食べたいけれど…というのが多くの実情でしょうか。そこで新たな注目を集めているのが魚肉加工品です。日本は、蒲鉾や竹輪をはじめとして、魚のすり身を使った食品に長い伝統を持っています。それは古来から日本人が魚を大切にし、美味しく食べたいという志向の現れだったのでしょう。魚肉ソーセージは、戦後から本格的に開発、製造され、マグロやクジラを原料に作られていた頃はカロリーも高く、西欧化されてきた生活スタイルとも相まって、ハイカラな食品として大ヒット。その後、原料魚の漁獲量などの問題から徐々にスケトウダラのすり身が主素材となり、現在の味わいとなりました。言い換えれば、この半世紀にわたる日本の食糧事情と食生活の変化が魚肉ソーセージに込められている、といえるかもしれません

新しい味覚、素材として使えば… 

高い魚肉加工技術から生まれ、味覚の感性が育ててきた魚肉ソーセージは日本が生んだ世界に誇る食品のひとつ。獲れたばかりの素材を船内凍結したり、船内で冷凍すり身としたものを使用するので、高い鮮度でしかも衛生的に作られます。また、製造プロセスで脂質をおさえ、低カロリーに仕上げているために、健康な現代の食生活の料理の素材としても打ってつけ。しかも保存性のよさも大きな魅力です。