缶詰時報 2011年10月号

　　　

平成23年度日本缶詰協会技術賞決まる

　　　

　　

　日本缶詰びん詰レトルト食品協会は、去る9月2日、平成23年度の日本缶詰協会技術賞選考委員会を開催した。
　当日は平成22年度に缶詰時報ほか各学会誌に掲載された缶詰産業に関係のある論文13編について審査が行われ、次の1報文が授賞論文に決定した。
　また技術的な評価が高く、今後追加研究等によりさらに完成度が高まると期待される報文に技術奨励賞を授賞することとし、次の2報文が授賞論文として決定した。

◆ 日本缶詰協会技術賞

 口腔内で感じる鉄臭の生成場所
　大和製罐（株）
　　加藤寛之
　大阪市立大学大学院
　　佐藤和信・工位武治

--------------------------------------------- 　　　　　　　　　　缶詰時報 Vol.90, No.3 （2011）
◆ 日本缶詰びん詰レトルト食品協会技術奨励賞

 DNAアレイを用いた果実・果汁有害真菌の迅速同定法の開発
　アサヒ飲料（株）
　　青山冬樹

--------------------------------------------- 　　　　　　　果汁協会報 Vol.627, No.11 （2010）

 トランス脂肪酸生成に及ぼすレトルト殺菌の影響
　（社）日本缶詰びん詰レトルト食品協会
　　山崎良行・田口真寿美・武田 淳

--------------------------------------------- 　　　　　　　　　　缶詰時報 Vol.89, No.4 （2010）
　

　以上に対しては、来る11月10日・11日、新潟のホテルオークラ新潟で開催される第60回日本缶詰びん詰レトルト食品協会技術大会で授賞されることになっている。

　なお選考委員は、次の7名である。

委員長 藤巻 正生 東京大学・お茶の水女子大学名誉教授（元学長）
委員 三浦  洋 実践女子大学名誉教授
委員 大島 敏明 東京海洋大学教授
委員 後藤 弘明 東洋製罐グループ綜合研究所 所長
委員 加藤 寛之 大和製罐(株) 総合研究所 取締役所長
委員 田中 光幸 田中技術士事務所 所長
委員 金丸 淳 日本缶詰びん詰レトルト食品協会技術委員会 委員長

 

Update 2011/10/7

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